フルディジタルパワーアンプ製作その1

入力から増幅までをすべてデジタル信号で処理するようなD級アンプを製作したい.

TIのTAS5760M-DCAというのが手ごろなようなので,これを中心にして,製作してみる.

 

まず入力は,いわゆるToslinkという光ファイバーで入力する.本当は複数入力して切り替えられるようにしたいが,とりあえず,最初は1入力で作ってみる.

 

Toslinkの受信にはPLR135/Tを使う.ケーブルを抜き差しするときに上の部分をネジで固定できた方が強度的に強そう.

 

 まずPLR135/Tのチェック.Raspberry piは単なる電源として使った.参考回路にある通り,パスコンとノイズ除去のインダクタを取り付ける.

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ケーブルを外した時,highになる.

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ケーブルを付けたとき(無音)

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ケーブルを付けたとき(音あり)

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音がないときとあるときで波形が違っているので,PLR135/Tは快調に動作している模様.

数M~数十Mくらいの信号が来ている.Toslinkというのはどうやらコネクタとケーブルの規格の名前のようで,信号はbiphase encodedとか,S/PDIFとか,EIAJ CP-1201, IEC60958, AES/EBUなどと呼ばれるようである.

 

次回へ続く.