フルディジタルパワーアンプ製作その3

Toslinkの信号はBiphase codingというもので,D級アンプの入力にはI2Sなどの信号に変更する必要がある.

このため,DIR9001というディジタルオーディオレシーバーで変換する.

このICは0.65mmピッチの表面実装なので,変換基板を使って2.54mmピッチのスルーホールに変換する.

まずはデータシート通りにブレッドボード上で回路を作成してみる.

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PLLの抵抗とコンデンサは精度が必要なので,念のため金属皮膜抵抗とフィルムコンデンサを使った.

状態を出力するピンがいくつかあるので,トランジスタアレイ(中央のIC)とLEDアレイを付けて状態を確認した.

 

光っているのはFSOUT1の出力でサンプリング周波数がout of rangeの意味らしい.

32kHz, 44.1kHz, 48kHz以外はout of rangeで出力ピンは正しく出力されているようなので,これでよいと思う.

 

音声出力は4ピンあって下記の通り.

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クロックは10MHzくらい.

 

次回に続く.